卓球の世界選手権の男子団体で銅メダルを獲得した戸上隼輔(21=明大)が「自分も張本選手のように、中国に1本とれる存在になりたい」と決意を示した。2大会ぶりの銅メダルとなった団体男子代表が11日、成田空港に帰国し、取材に応じた。

世界ランク45位の戸上は準々決勝のポルトガル戦で、世界ランク33位のマルコス・フレイタスと対戦。第1ゲーム(G)を先取されたが、第2G以降を3連続で制し、チームを勢いづけた。「チームを勝利に導けた。相手のエースに勝ててよかった」と充実した表情で振り返った。

実力不足も痛感した。中国との準決勝では、世界ランク1位の樊振東(はん・しんとう)などと対戦し、2敗を喫した。「大事なところでサーブやレシーブのミスが多かった。まだまだ相手との差を感じた」。

強さを見せつけられた一方で、張本智和(19=IMG)が大会9連覇中だった中国から2勝を奪う大活躍。刺激を受けた。「張本選手が中国の牙城を崩してくれて、僕たちも希望が見えた」。

次は自分が難敵を倒す。 「自分も張本選手のように、中国に1本とれるような存在になりたいと強く思えた」

悔しさを晴らすべく、技も心も鍛えていく。