ヴォレアス北海道が北海道ダービーを制した。今季実戦6戦目となった試合でサフィルヴァを圧倒し、開幕戦(11月5日、川崎市スポーツ・文化総合センターほか)に向けて弾みを付けた。佐々木博秋主将(27)は「応援してくれるファンのためにも今季こそは1部に昇格したい」と意気込みを語った。

ヴォレアスは2部昇格を果たした19-20シーズンに準優勝したが、1部との入れ替え戦は新型コロナウイルスの影響で中止。翌シーズンも準優勝、21-22シーズンには初優勝したが、いずれも昇格を逃している。佐々木主将は「このままではファンが離れてしまうという危機感もある。25点のうちのここぞという1点をもぎ取って勝つ試合をチーム一丸となってできれば、昇格が見えてくる」と今季を見据えて語った。

新加入の井上仁(30)は苦節の1年を過ごしただけに、今季に懸ける思いは強い。21年6月に腰椎椎間板ヘルニアを発症。以前から感じていた痛みはしびれに変わり、MRI検査で判明した。他チームへの移籍を希望し当時1部だったFC東京を退団後の出来事で、昨季はどのチームにも属さずに治療に専念した。22年2月に完治し、5月ごろに行われたヴォレアスのトライアウトを受けて入団が決まった。

身長195センチで、得意とするブロックのほか、サーブ、スパイクでも得点できる。「武器にしているブロックでは相手が嫌がるしつこさを見せたい」と話す。新天地でのシーズンに向けては「得点だけでなく、精神的な柱にもなれたらと考えている。ブランクの1年は苦しい期間だったけど、プラスに捉えられるように今季に全力をぶつけたい」と意気込んだ。【石井翔太】

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