ラグビー日本代表(世界ランク10位)でW杯3大会連続出場中のフランカー、リーチ・マイケル(34=東芝ブレイブルーパス東京)が世界的スターに真正面から体をぶつける。

28日、テストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2022」のニュージーランド(NZ、同4位)戦(29日、東京・国立競技場)に向けて会場で前日調整。練習を終えると「チーフスで一緒にやってきたサム・ケーンとやるのが楽しみ」と口にし、ほほえんだ。

「前回、彼にタックルされて肋骨(ろっこつ)が折れた。やり返したいと思います」

リーチはかつて世界最高峰スーパーラグビーのチーフス(NZ)に所属。そこで多くの経験を積み、チームメートにはオールブラックスの現主将であり、今回の日本戦も同じフランカーで先発するケーンがいた。18年は日本のサンウルブズに在籍し、同年3月に戦ったのがチーフス。そこでケーンから強烈なタックルを食らい、戦列を離れた。ケーンをはじめ相手を最大限にリスペクトした上で、目指すものは1つしかない。

「日本代表らしい試合をしたい。僕らは勝つ気でいるので、いい試合をして(負けて)終わるのは、日本のファンに見せたくない。勝って喜びたい」

チケット6万5000枚以上は、すでに完売。22年最後の国内開催のテストマッチとなる。

「ワクワクしています。それだけです。1週間前から、ずっとワクワクする気持ちがあって、寝るのが大変。明日はビッグマッチ。楽しんでやっていきたい」

キックオフは29日午後2時50分。過去6戦全敗のラグビー王国に、1歩も引くつもりはない。【松本航】