昨季日本一の富士通が21-18でオービックに競り勝った。富士通は5勝0敗のディビジョンB1位、オービックは3勝1敗1分の同2位で、20日の「ライスボウルトーナメント」(横浜スタジアム)に進んだ。

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試合時間残り1分を切って18-18の同点。誰もが延長タイブレーク突入と思ったところで、富士通にビッグプレーが飛び出した。DB奥田凌大(りょうた、28)が、オービックQBジェーソン・スミスのパスをインターセプト。残り41秒で敵陣35ヤードから攻撃権をつかんだ。すると、エースRBトラショーン・ニクソン(30)のランで11ヤード前進。最後はK納所幸司(30)が、試合終了と同時に41ヤードの決勝FGを成功させた。

この試合のチームMVPに選ばれた奥田は「取った時、ちょっとお手玉したが、”よっしゃ”という気持ちだった」と笑った。この日がケガからの復帰戦。「同点で終わろうとは思っていなかった。ラストワンミニッツ(残り1分)に集中した」と言葉を弾ませた。

第1QはFG、セーフティーに続き、9分28秒に相手エースRB李卓のTDで12点のリードを奪われた。富士通の山本洋ヘッドコーチは「ふわっとした雰囲気があった」と、その時のチームの様子を表現した。しかし、ハーフタイムで「自信のあるプレーに立ち返ろう」と選手を鼓舞。後半は強化してきたファンダメンタルとテクニックを使って相手RBを止め、パスにはプレッシャーをかけた。

そして、最後に待っていたのは劇的な勝利。名将はこの後のトーナメントに向け、「ライスボウル2連覇を目指して、どんな形でも勝つことにフォーカスしていく」と気を引き締めた。

【得点経過】

富士通=0・7・8・6=21

オービック=12・6・0・0=18