7年連続8度目出場の浜松開誠館(静岡)が、5年連続で初戦を突破した。9年連続9度目出場の開志国際(新潟)に66-47で快勝。1年生フォワード後藤音羽がチーム最多18得点で勝利に貢献した。チームは、24日の2回戦(東京・大田区総合体育館)で千葉経大付と対する。

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将来を期待される“サラブレッド”が躍動した。後藤は先発で出場すると、開始2分でファウルを誘って自投2本を成功。先制ののろしを上げると続けて3得点した。前半だけで11得点。「緊張した」というウインター杯デビューだったが、堂々としたプレーを見せた。リバウンドでもセンター前田理咲子(3年)の「13」に次ぐ「8」。「監督から言われたポストプレーやリバウンドを徹底してやれた」と笑顔を見せた。

父は実業団時代のアイシン精機などで活躍した元日本代表シューターで、現在同校男子バスケ部監督の後藤正規氏。母は名古屋短大付高(現桜花学園)出で、シャンソン化粧品などでプレーした元日本代表の旧姓竹内高美さん。母から「ミスしてもめげないで切り替え、次の守備やリバウンドを頑張って」と、LINE(ライン)で的確なアドバイスを受けて試合に臨んだと明かした。

三島正敬監督からは経験の浅さを指摘された。しかし相手の長身190センチ留学生にも当たり負けせず、「身体能力の高さと柔軟性でカバーできていた」と評された。後藤は次戦もリバウンドなどの徹底を掲げ、「チームの勝利に貢献したい」と力を込めた。

一方、チームの精神的支柱で前主将のガード萩原加奈(3年)も先発。9得点4リバウンド3スチールと攻守でチームをけん引。右足小指の中足骨骨折明けを感じさせないプレーを披露し、「けがの(再発の)怖さはなかった」。エースとしてすぐに、翌日の2回戦に向けて気持ちを切り替えていた。【倉橋徹也】