15年ラグビーW杯イングランド大会日本代表で、南アフリカ戦の歴史的勝利に貢献した五郎丸歩氏(37)が7日、都内のNHK放送センターで、『100カメ』ラグビー日本代表密着回(9日午後8時15分~)の試写会後に、W杯の見どころ取材会に出席した。後輩たちに向けて「ベスト8を超えて欲しい。OBとして応援しています」とエールを送った。

日本は、国内で行われたテストマッチ5試合を1勝4敗で終えた。直近のイタリアとの強化試合も敗北。同氏は、CTB中村亮土、FB/WTB松島幸太朗をキープレーヤーに挙げた。「負けたけど、スタッツは悪くない。FWはいいので、バックス、ディフェンスがどれだけ修正できるか」と課題を挙げた。

本大会の予選では、世界ランク8位で前回準優勝のイングランド、同6位のアルゼンチンと同組。厳しい戦いも予想される。「初戦のチリで、どれだけ地元フランス、ヨーロッパのファンを味方に付けられるか。(2戦目の)イングランドが嫌いな人もいるので(笑い)」とフランスをホームに変え、後押しを受ける大切さを説いた。「アルゼンチンは厳しい」と実力差を認めた上で「3勝1敗」と勝敗を予想した。

優勝候補を問われると「日本! と、言いたいところなんですけど」と苦笑いを浮かべながら「南アフリカ」とうなずいた。「レッドカードをもらわない、タックルも低い、日本がやりたいラグビーをしている。層が厚いし、本当に出来上がっている」と太鼓判を押した。「仮に初戦でレッドカードもらったら、残りの3試合は出られない。そのあたりも含めて、いかにもらわないかが大事」と、レッドカードの存在が今大会の命運を握るとした。