瀬戸大也(29=CHARIS&Co.)が、7大会連続メダルとなる銅メダルを獲得した。4分12秒51を記録。23年世界選手権金メダルのマルシャン(フランス)が不在の中で、クレアバート(ニュージーランド)が4分9秒72で金メダルに輝いた。

瀬戸が執念で表彰台にたどり着いた。序盤のバタフライから4番手となり、3種目目で得意の平泳ぎを終えても4番手。自由形の前半50メートルでも立ち位置は変わらなかったが、最終盤に23年世界選手権銀メダルのフォスター(米国)を抜ききった。場内インタビューでは「ラッキーメダル」と振り返った。

3月17日開幕のパリ五輪(オリンピック)代表選考会(東京)、7月の本番を見据え、拠点のオーストラリアではスピード練習を積まずに強化を続けているという。「泳いでいる感じ、全然うまく泳げていない。正直5番か6番と思った。『あれ?』と思った、ラッキーな銅メダル。タイム的に満足するタイムじゃない」。複雑そうな表情で、7大会連続メダルの結果を受け止めた。

約1カ月後の選考会では派遣標準記録(4分10秒63)を切り、上位2人以内に入れば五輪切符を獲得する。この日のタイムでは届かず、自己分析での課題は100メートルを56秒47と伸びきらなかった序盤のバタフライ。勝負の舞台に向けて「得意なバタフライが、なかなかスピードに乗り切れていない。ここから厳しめに1カ月頑張りたいです」と意気込んだ。