【グルノーブル=松本航、松本愛香通信員】ショートプログラム(SP)4位の坂本花織(24=シスメックス)がフリーで137・15点、合計201・13点で総合3位となった。日本女子で13年の浅田真央以来となる連覇はならなかったが、2大会連続の表彰台。「表彰台に乗れたことは良かった」と控えめにうなずいた。
フリー曲「シカゴ」に乗り、冒頭のダブルアクセル(2回転半)を皮切りに3回転ルッツ、2回転半-オイラー-3回転サルコーの3連続ジャンプを次々と成功。ただ、後半のフリップ-トーループの連続3回転、3回転ルッツ-2回転トーループの連続ジャンプでは、ともに回転不足の判定となり、出来栄え点(GOE)で減点となった。この判定は「妥当だと思う。公式練習でも怪しかった」と素直に受け止めた。
坂本は世界選手権と全日本選手権で3連覇中。今月下旬の全日本(19~22日)では4連覇を狙う。スピンや回転不足の判定がとられたジャンプの改善を課題に挙げ「持ち味の高さと幅のあるジャンプを復活させたい」と見据えた。
日本勢以外で唯一の出場となったアンバー・グレン(25=米国)が合計212・07点で初優勝。初出場の千葉百音(19=木下アカデミー)が合計208・85点で2位に入った。


