【ハルビン(中国)=竹本穂乃加】女子で昨年のGPファイナル5位の吉田陽菜(はな、19=木下アカデミー)が銅メダルを獲得した。

フリー3位の136・44点で合計205・20点。国際スケート連盟(ISU)非公認ながら自己ベストを上回った前日のショートプログラム(SP)から流れを切らさなかった。

冒頭に組み込んだ大技トリプルアクセル(3回転半)は転倒したものの、「最後まで気持ちを込めて強く滑ることができた」とぶれなかった。続く3回転フリップから、最後の3回転サルコー-ダブルアクセル(2回転半)-2回転トーループの3連続まで6本のジャンプを着氷。「次のジャンプだったり、次の振り付けだったり、そういう部分に集中して一瞬一瞬を大切に滑れたので、今回はそれが良かった」と満足そうにうなずいた。

今季は2年連続表彰台を目指したGPファイナルで5位、全日本選手権は11位にとどまるなど「苦しい試合が続いていた」と、足踏みしていた。初出場のアジア冬季競技大会で3位。「アジアのオリンピックという位置の試合で、ほんとにいい経験をさせていただいた」とうなずいた。次戦は、ミラノ・コルティナ五輪のプレ大会となるRoad to 26 Trophy(19~20日、ミラノ)。4年に1度の大舞台で得た自信を、五輪シーズンとなる来季へつなげていく。

ショートプログラム(SP)首位の坂本花織(24=シスメックス)はフリー136・87点の合計211・90点で銀メダルだった。