ミラノ・コルティナ五輪・パラリンピックの日本選手団による「応援感謝パレード」が25日午前9時半、東京・日本橋でスタートした。

フィギュアスケートのペアで日本史上初の金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来(24)木原龍一(33)組が、エスコートキッズを先頭にゆっくり練り歩くと、沿道のファンからは大歓声を浴びた。三越前に設置されたお立ち台では、木原が三浦を持ち上げるペアの技のリフトを披露し、パレードを盛り上げた。フィニッシュエリアでも再びリフトを見せると、この日一番の声援が起こった。

パレード後の囲み取材では、木原は「もっと日本の皆さまにもペアを知ってもらいたいと思っている。今日がその入り口になったらいいなと思ってリフトをさせていただきました」と説明。三浦は「身長が小さいので、奥の方まで見ることができなかった。リフトをしてもらって、皆さまの目に映るかなという思いでリフトをしてもらった。皆さんに見ていただけてうれしい」と声を弾ませた。

パレード出発前に行われた商業施設「コレド室町テラス」での出発式では、木原は「五輪では何度も心が折れそうになった瞬間がありましたが、皆さんの声援で戦い抜くことができました」などとあいさつしていた。

りくりゅうは、ショートプログラム(SP)5位からフリーで6・90点差を大逆転で優勝した。3月の世界選手権を欠場し、17日にSNSで現役引退を表明。「やり切ったという気持ちでいっぱいで、悔いはありません。これまでの全てが誇りであり、大切な財産です」と連名でつづっていた。

冬季大会後のパレードとしては初めての開催。日本オリンピック委員会(JOC)主催での初開催は12年ロンドン大会後に銀座で行われ、沿道に約50万人が詰めかけた。16年リオデジャネイロ大会後は銀座~日本橋に約80万人。21年東京大会後はコロナ禍で開催されなかったが、24年パリ大会後、8年ぶりに行われ、約1万人が集まった。

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