長崎美柚(23=木下グループ)が3-2で競り勝ち、10月のアジア選手権(ウズベキスタン)の出場権を獲得した。

準決勝で早田ひなを破った赤江夏星(21=日本生命)に対し、シーソーゲームを勝ち切った。「大会前はこの結果を想像していなかった。驚きの気持ちがいっぱいです」と喜んだ。

1-0で迎えた第2Gは壮絶な打ち合いの末に17-19で落としたが、第3Gは13-11で奪取。第5Gは11-8で奪った。

今月上旬の世界選手権団体戦では銀メダルを獲得したが、出場機会は1次リーグでの1試合のみ。昨年12月からは国内外の大会が続いたことも重なり「限界」が近づいていたという。

「卓球はオフシーズンのない競技。練習する時間がとれない。体作りやメンタルのバランスが難しい。コップの水があふれる感覚だった」

今大会前はあえて休養日を設定。練習の時もラケットを握る時間を1時間弱に減らす日を作った。「自分の気持ちに正直になろうと思った」といい、この日の好結果につながった。

アジア選手権へは「後悔のないプレーをして頑張りたい」と決意。「ゆっくりですが、自分なりに階段を上がっていけている」とうなずいた。

◆アジア選手権への道 10月にウズベキスタンで開催。シングルス代表は最大5枠。今回の選考会を制した長崎が代表入り。すでに張本美和も内定済み。最終エントリー14日前の週の世界ランクなども選考項目となっており、11位の大藤沙月、12位の早田ひな、13位の橋本帆乃香、16位の伊藤美誠らが残りの出場枠を争う見込み。