日本オリンピック委員会(JOC)橋本聖子会長やスポーツ庁の河合純一長官らが9日、東京都新宿区の日本オリンピックミュージアムで開催される「昭和100年記念企画展『東京1964大会から東京2020大会へ』」の内覧会に出席した。

企画展は主に昭和と令和に東京で開催された二つの五輪に焦点を当て、国際大会が残したレガシーを考えてもらおうとJOCが主催。同日から7月28日まで開かれている。

1964年と2021年東京五輪のメイン会場となった国立競技場を比較できる建築模型や聖火リレーの時に使われたトーチなどが飾られている。64年大会で晴天時に茶色、雨天時に黄色と使い分けられたサッカーボールも展示されている。

20年の新型コロナウイルス禍で1年延期を経て無観客開催にこぎ着けた話を引き出したミュージアム館長の橋本会長は「単にスポーツという観点だけではなくその時代の背景から学び、自分たちはどこに行くかを子どもたちに学んでほしい。食文化、環境問題、医療、福祉、教育全てにおいてスポーツが横串となる形で産業を構築していきたい」と話した。

パラ水泳の視覚障害クラスで金5個を含む日本最多21個のメダルを獲得した河合長官は「多くの皆さんに大会の魅力を感じてもらうと同時に、そのレガシーから新たな社会の方向性や創造を巡らすきっかけになってくれれば」と願った。