ブレイヴキングス刈谷が、7年ぶりの優勝を果たした。レギュラーシーズン(RS)1位の刈谷は、同2位の豊田合成名古屋と6年連続決勝で対戦。息詰まる接戦を28-27と1点差で制し、6連覇を狙った絶対王者を倒すとともに、2度目の頂点に立った。決勝戦で両チーム最多の7得点、準決勝と合わせて12得点の吉野樹(32)がプレーオフのMVPに輝いた。
「お待たせしました!」。渡部仁主将が、スタンドのファンに向かって絶叫した。昨季まで5年連続の準優勝。すべて、ライバルの豊田合成に敗れた。「勝てない時期が続いて苦しかった。でも、結果を残すことができた。歩んできた道は間違いでなかった」。6季ぶりに主将に復帰した36歳は、涙をこらえて話した。
就任3年目のラース・ウェルダーヘッドコーチは、勝因にディフェンス力をあげ「攻撃ではミスもあったけれど、守備は素晴らしいパフォーマンスだった」と胸を張り「サポートしてくれたファンの皆様に感謝したい」とスタンドに手を振った。苦しみの末に手にした7年ぶりの優勝。「2連覇、3連覇に向けて頑張ります」。大きな壁を乗り越えたチームを代表して、渡部は宣言した。
∇豊田合成名古屋・田中監督(6連覇を逃し)「来年また同じ舞台に立って優勝する、と選手たちに伝えました。必ず戻ってきて優勝したい」


