2028年ロサンゼルス・オリンピック(五輪)で追加競技となるラクロスの女子世界選手権(24日開幕、東京)に挑む日本代表の宮沢明日香ヘッドコーチ(HC、38)が15日、東京・品川区役所を訪問し、森沢恭子区長にメダル獲得を誓った。

日本代表22選手の中には、サッカー元日本代表DF中沢佑二氏(48)の長女こころ(24)、次女ねがい(22=米ノースカロライナ大)も選ばれている。

宮沢HCも2人の活躍に期待を寄せた。

中学からラクロスを始め、米国の大学に留学して競技力を高めてきた姉妹については「よく聞かれる」と笑った指揮官。

ラクロスのプロリーグもある本場米国で全米大学体育協会(NCAA)ディビジョン1でもプレーしている2人を「ものすごいグローバルなチャレンジをしている」と評価する。

姉こころは、アタッカーとしてチームの点取り屋の役割。妹ねがいは育成年代の日本代表で主将を務めた実績を持つ中盤の守備の中心選手だ。

父の中沢氏はサッカーで00年シドニー五輪、06、10年ワールドカップ(W杯)に出場するなど、日本代表として通算110試合に出場。ヘディングの強さと特徴的なヘアスタイルから「ボンバーヘッド」の愛称で親しまれた。

引退後はサッカー解説者としてテレビ番組などに出演する一方、ラクロスの指導者にも転身。現在は横浜国大のヘッドコーチを務めている。

宮沢HCも中沢氏と交流があり、代表の練習現場にも顔を出した時には、意見交換をする間柄だという。

偉大な父を持つ2人の娘には「2人とも日本の勝利に欠かせない選手として期待したい」と話した。

世界選手権の日本開催は1997年以来、29年ぶり。今大会はロス五輪で採用されている6人制ではなく、伝統形式の10人制で行われる。日本は予選リーグD組でチェコ、イスラエル、フィリピンと対戦。予選リーグから準々決勝までは同区の大井ホッケー競技場、準決勝以降は秩父宮ラグビー場で行われる。24日の初戦はチェコとぶつかる。