日本聴覚障がい者ラグビーフットボール連盟(理事長・日野敦博、副理事長・落合孝幸)は19日、聴覚に障がいのある人(デフ=deaf)たちが今秋に戦う「第3回7人制デフラグビー世界大会」(10月31日~11月3日、東京都)の試合会場が決定したと発表した。
11月3日(火祝)の決勝・順位決定戦は「聖地」秩父宮ラグビー場で開催される。
予選は10月31日(土)が江東区夢の島競技場、11月2日がスピアーズえどりくフィールドと、それぞれジャパンラグビーリーグワンの公式戦も実施されている会場に決まった。
出場国(予定)は以下の通り。
▼男子〈12チーム〉日本、イングランド、サモア、イタリア、ウェールズ、ニュージーランド、香港、フィジー、オーストラリア、ジンバブエ、ガーナ、バーバリアンズ(混成チーム)
▼女子〈7チーム〉ニュージーランド、ウェールズ、オーストラリア、フィジー、ジンバブエ、イングランド、バーバリアンズ(混成チーム=日本人選手も参加予定)
日本代表は、自国での晴れ舞台を前に国内で強化合宿を重ねている。9月と10月にも計3度のトレーニングキャンプを行い、本大会を迎える予定だ。
◆デフラグビー 基本原則は一般的なラグビーと同じ。パス、タックル、スクラムなど、激しいコンタク
トとスピーディーな展開は通常の7人制ラグビーと全く変わらない。出場資格が異なり、両耳の聴力レベルが「40dB以上(中等度難聴以上)」であること、と定められている。競技公平性を保つため、試合中は補聴器や人工内耳を外してプレイする。「静寂の中の激闘」として、音に頼らない視覚的コミュニケーション=目線とフィジカルな感覚で仲間と連係する。
世界大会は第1回のオーストラリア(2018年)と第2回のアルゼンチン(2023年)に続いて3回目。北半球、アジア初の開催で、東京2025デフリンピックの熱気とレガシーを受け継ぐスポーツイベントとして注目されている。


