自動車レースのスーパーGT第6戦は、SUGO GT 300km RACEとして19日に予選、20日に決勝が宮城・スポーツランドSUGO(1周3.586キロ)で行われる。

山間部にあるコースは高低差が激しく、ホームストレートは急な上り坂、バックストレッチは急な下り坂。中高速コーナーが多く、迫力あるレースシーンが繰り広げられる。

また、コース幅が狭く抜きどころが少ないことからアクシデントが起きやすい。過去には中盤以降の逆転劇が何度も生まれており〝ドラマチックSUGO〟と呼ばれている。

延期になっていた第3戦が、第8戦の日程(11月7日、もてぎ)に組みこまれたため、残りは第6戦を含めて4戦。シリーズも後半戦を迎え、ランキング上位車には重いサクセスウェート(車両が積む重り)が課されることも、スリリングな展開を演出することになる。実力伯仲のサバイバル戦から目が離せない。

なお、第5戦は、8月23日に、三重・鈴鹿サーキット(1周5.807キロ)で決勝(52周)が行われた。GT500クラスは、予選4位の16号車#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE―GT(野尻智紀/佐藤蓮)が逆転で優勝した。

37週目、佐藤はトップを走る17号車の一瞬のスキついて、一気に抜き去った。ピットでモニターを見ていた野尻が思わず「やった!」と声を上げた。残り5周、時速80キロ制限で追い抜き禁止になるフルコースイエローとなり、セーフティーカー(SC)に先導されながらトップチェッカーを受けた。

GT300クラスは、9号車PACIFIC ウマ娘 NAC BMW(冨林勇佑/藤原優汰)がポールトゥーウィンを飾った。1番手の藤原がトップをキープして冨林につなぎ、危なげなく先行逃げ切りを果たした。今季から「ウマ娘 プリティーダービー」とコラボし、チームにとっては参戦17年目での初勝利だった。