世界ランキング18位で第7シードの大坂なおみ(29)が、4年ぶりに出場した同大会の初戦を突破した。イタリアのジャスミン・パオリーニを6-3、7-6で下し、7年ぶり2度目の優勝へ好発進。「ほんとにタフな試合でした」と振り返り、「なんとか今日の試合、いい形で終えられて本当にうれしいです」と喜んだ。
第1セットは第1ゲームから3ゲームを連取。第5ゲームでブレークバックを許し、その後3-3と追いつかれた。それでも第7ゲームは相手の追い上げを受けながら、最後はコーナーを突くサービスエースでキープ。第8ゲームはフォアハンドでサイドライン上に落とす技ありのショットを決めてブレークし、続く第9ゲームをラブゲームで奪って先取した。
第2セットは一進一退の攻防となった。5-6で迎えた第12ゲームは0-40と追い込まれたが、3本のセットポイントをしのいでキープ。タイブレークを7-4で制し、ストレート勝ちを収めた。
窮地でも攻めの姿勢を貫いた場面は、「自分自身に落ち着けば良いと言い聞かせた」と説明。「自分の強みである強い打球を打つこと、そしてミスをしないということを心がけた」と、勝負どころでもシンプルに考えた。
4年前と比べた精神面の変化について問われると、娘の存在を挙げた。「彼女が私に良いバランスをもたらしてくれていると思う」。テニスが仕事であることを改めて実感し、日々を楽しめているといい「一つずつのポイントをしっかりと取っていくということを念頭に置いている」とうなずいていた。


