ラグビーW杯フランス大会に出場している日本代表(世界ランク14位)は、17日(日本時間18日)にニースで過去10戦全敗のイングランド(同6位)に挑む。15日、この一戦に臨む登録メンバー23人を発表し、初戦チリ戦を欠場したNO8姫野和樹主将(29=トヨタ)が先発復帰。出場停止明けのフランカーのピーター・ラブスカフニ(34=東京ベイ)も名を連ね、初戦から先発4人の入れ替えで、ベスト布陣が整った。チームは会場を視察し、2日後の決戦に備えた。
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西日が差し込むニースのスタジアムに、姫野が足を踏み入れた。膝をついて芝を確認し、スクラムも組んだ。「コンディションとしてはいい状態。主将として、しっかりパフォーマンスを出したい」。白星を飾ったチリ戦は、ふくらはぎの張りで試合当日に欠場を決断。イングランド戦は、大事を取って備えてきた大一番となる。
経験豊富なFWがそろった。フッカーには最年長37歳の堀江、FW第3列はリーチ、ラブスカフニ、姫野の主将経験者でそろえた。先発FW8人中6人が前回大会に出場。ロックもチリ戦2トライのファカタバと万能なコーネルセンが担う。ジョセフ・ヘッドコーチは「今のベストなFW。堀江は4大会もW杯に行っている。ラピース(ラブスカフニ)が帰ってきたのもうれしい」と笑顔を見せた。
歴史的勝利へ、テーマは「ブレイブ」。勇気を持ち、先手を取ることが相手に狂いを生じさせる。WTB、FBのバックスリーは、23年の代表戦で固めてきたナイカブラ、松島、マシレワを貫いた。鍵を握るハイボールの競り合いへ、松島は「周りの選手がいるというのをしっかり信じて、ボールを捕りにいくだけ。負けていい試合は、1試合もない」と言い切った。日本の底力を見せる時がきた。(ニース=松本航)




