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  今、心の診察室では
 

【第11回】

光療法でスッキリ目覚め

今、心の診察室では

 「ウインター・ブルー」ともいわれる「冬季うつ病」が注目されている。冬になると朝起きるのがつらく、会社を休みがちに−。出社しても気分が落ち込んでいるので、仕事はミスが多くなる。食行動も変化し、甘い物、ごはん、うどん、そばといった炭水化物を好んで食べるようになる。

 「炭水化物や甘い物を食べると、ボーッとしている頭がはっきりしてくるようです。それから、冬季うつ病の人は、夏は逆に躁状態になることもあります」と、軽症うつ病やうつ病患者を多く診ている東京の初台関谷クリニック(渋谷区初台)の関谷透院長は言う。

 この冬季うつ病になるメカニズムは、まだ詳しくは分かっていないのが現状だが、セロトニンとメラトニンという脳内神経伝達物質が関係しているという説がある。うつ病はセロトニンの低下によって起こるという発表は数多くあるが、実際、冬にはセロトニンが低下している。

 セロトニンは暗くなると自然に活動を停止し、代わってメラトニンが活動する。メラトニンは睡眠へと誘うが、分泌が多くなりすぎると、やはりうつ病を引き起こすと考えられている。

 加えて、日照時間の低下説も強い。「日光に当たらずに生活している人がなりやすいのです。日照時間の減少で生体リズムに変調が起こるのだと考えられています。私たち人間は、太陽の出ている昼に活動して、夜に休息するのが自然です。ところが、現代社会では昼夜逆転で勤務。昼間に働いていても太陽の当たらない部屋にばかりいます。これが悪影響を及ぼすのです」と関谷院長。

 一種の文明病ともいえる冬季うつ病だが、既に有効な治療が行われている。「光療法です。1日に1回、朝方にライトボックスという機器を用いて強い光を1時間ほど浴びるだけです。患者さんは光を見ている必要はなく、その前に座って本や新聞を読んだり、お茶を飲んだりして時間をすごせばいいのです」(関谷院長)。

 これでスッキリとした目覚めが得られ、早期に回復する。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

光療法

 高照度光照射装置を用いて人工的に強い光を患者に照射する。室内灯の5〜100倍の明るさの2200〜3500ルクスを1時間、ときには2時間浴びる。この治療は機器のレンタルもあるので、自宅で行なうことも可能。
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