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  〜子どもたちが分からなくなった〜思春期外来は今
 

【第78回】

長期間の歯ぎしりに注意

〜子どもたちが分からなくなった〜思春期外来は今

歯科(1)

 「子どもの重度の虫歯は、どちらかというと減る傾向にあります。最近の親御さんは、虫歯に対しての意識が高いからでしょう」と語るのは和光歯科医院(東京・杉並区)の服部淳医師だ。学校での虫歯検診も近年は年2回行われるのが一般的だ。歯のエナメル質の組織が崩れ始めた「極めて初期の虫歯」を現在では虫歯とは考えずに、フッ素を塗布したりキシリトール入りのガムやフッ素入り歯磨き粉を使用して、口の中の環境を変えることで再石灰化を促進させる治療技術の進歩もある。

 しかし、と服部医師は続ける。「あごは小さくなってきていますね。塾通いなどで、夕食をファストフードなど柔らかい食事で済ませることが増えたせいでしょうか。かみ合わせが異常な場合が目に付きます」。

 歯ぎしりといえば、通常は大人のものとして考えられがちだが、実は小さな子どもも同じように歯ぎしりする。だがこれは特に心配しなければならないものではない。永久歯へと生え替わる前段階に歯と歯を無意識にこすり合わせることが、大人の歯へと生え替わるための調整となっているためだ。「中学生以降、永久歯に生え替わった後に歯ぎしりが長期間続くようであれば、注意が必要でしょうね。良くない姿勢で長時間勉強を続けることが習慣となり、これが原因になっていることもあるからです。あるいは夜間に受験勉強などのストレスがかかると、就寝時にもその緊張を持ち越し、眠りが浅くなる。浅い眠りが原因となって起こる歯ぎしりは、顎(がく)関節症につながることも考えられるからです」。

 顎関節症は、あごの関節がカクカクと鳴る、あるいは痛む、口が開かなくなるなどの症状を持つが、子ども自身は無自覚であることが多い。体格が良くなった最近の子どもたちだが、全身を支える筋肉の発達が伴っていない。勢い姿勢の悪い子どもが多く、受験や塾通いがその傾向に拍車をかける。「歯のかみ合わせは、子どもの全身にも影響を与えます。そして姿勢は子どもの視力とも密接にかかわっている。親御さんは思春期以降に始まる歯ぎしりには、生活習慣も含めて注意してほしいですね」と服部医師は呼びかける。

【ジャーナリスト 月崎時央】

◆顎関節症

 あごの関節の異常から引き起こされる。若年者でも関節の炎症がひどくなると、前歯がかみ合わず開いたままの開咬状態となる場合もある。
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