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  この病気にこの名医
 

【第20回】

3大合併で最も早く症状

この病気にこの名医

糖尿病神経障害(下)

 糖尿病患者と予備軍で1620万人時代。早期の段階では自覚症状がないので放置する人が多いが、糖尿病の怖さはそれで出てくる合併症。3大合併症の中の糖尿病神経障害を今回は取りあげる。

 3大合併症の中では神経障害が最も早くに症状が出始める。

「糖尿病になって4、5年くらいで出てきます。糖尿病神経障害はブドウ糖がソルビトールに変化し、それがたまることで神経障害が起きます。また、末しょう血管の血流が悪化することで血流が悪くなり、その結果、神経細胞に酸素や栄養が届かずに神経障害が起こります」と、東京逓信病院(千代田区富士見)内分泌代謝内科の宮崎滋部長(57)は糖尿病神経障害のメカニズムを簡単に説明した。

 具体的障害としては「多発性神経障害」と「自律神経障害」によって異なる。

 多発性神経障害は運動神経や知覚神経で、障害されると「手足がしびれる」「手足が冷たく感じる」などの症状だが、障害が進むと熱いとか痛いといった感覚が鈍くなる。

 「その状態ではやけどや傷をしても気付くのが遅く、悪化しがちです。そして、かいようを起こしたり、足を切断することにもなる壊疽にもいたります」

 一方、自律神経は胃腸や心臓などの働きに関係する神経だけに、それが障害されると便秘、下痢、起立性低血圧、神経因性膀胱、インポテンスなどの症状が出てくる。

 治療は徹底した血糖コントロールだけで症状を改善することが可能。「コントロールは大変なので薬は?」と言う人は多い。

 「薬物治療としては『アルドース還元酵素阻害薬(商品名・キネダック)』のみです。あとは痛みに対して鎮痛薬といった具合に対症療法です」  神経障害から最も怖い壊疽を起こさないためには、フットケアが重要。「自分の足に合った靴をはいて靴ズレ、魚の目、タコに注意。さらに水虫にも注意しましょう」。異常があったら早くに主治医に伝える。これも上手なコントロールの1つである。

 ▼神経因性膀胱 自律神経が障害されると膀胱に尿がたまっても尿意が起きないのがそれ。そのため、腎臓にまで尿が逆流するほどになり、尿路感染症を引き起こしてしまう。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆糖尿病の名医

 ▽市立豊中病院(大阪府豊中市)糖尿病センター 松山辰男院長、伊藤直人部長
 ▽池田病院(兵庫県尼崎市)池田正毅院長
 ▽鳥取県立中央病院(鳥取市江津)武田倬(あきら)院長
 ▽山口大学医学部附属病院(山口県宇部市)第3内科 谷澤幸生教授
 ▽熊本第一病院(熊本市田迎町田井島)内科(糖尿病、生活習慣外来) 野上哲史副院長
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