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  この病気にこの名医
 

【第66回】

基本は開腹手術

この病気にこの名医

肝臓がん(外科)(上)

 肝臓がんの基本治療は「手術」「肝動脈塞栓(そくせん)療法」「経皮的治療」の3つ。

 手術は、外科の最もオーソドックスな治療法だが、体への負担が大きい。「手術が起因での死亡は非常に少なくなり、1%以下です。術後の痛みには麻酔でコントロールし、患者さんが想像される以上に身体への負担は小さくなっています」と、大阪府立成人病センター(大阪市東成区)消化器外科の佐々木洋部長(55)は言う。

 最近はさらにその負担を軽減しようと、腹腔(ふくくう)鏡を使って開腹しないで行う「腹腔鏡下肝切除術」も行われている。「まだまだスタートしたばかりです。だから、施設も限られており、適応も極めて狭いのが実情です」。適応は肝臓の端にがんができているのが条件。患者が限られるため、大阪府立成人病センターでも、今年2月末現在でまだ8例という状況だ。

 やはり、基本は開腹手術。ステージ(病期)T〜Wのすべてに適応が考えられるものの、どのステージでも肝機能が悪い≠ニ判断されるとき手術は断念することになる。

 ステージT(早期)で肝機能の良い例では、以前は手術が第1選択だが、現在は、必ずしもそうではなくなっている。「私たちの施設では、手術の成績と経皮的治療の成績を比較しても、大きな差がなくなりました。肝機能やがんのできている場所などを総合的に判断して、治療方法を患者さんと話し合って決定していきます」(ただ、新しくできる肝がんのガイドラインでは、全国集計の結果から、ステージTで肝機能良好例に対しては、やはり手術が推奨されている)。

 これがステージUの大部分を占める直径2センチを超える単発例で、肝機能が保たれている肝がんとなると、最も手術が適応となる。ステージUの各療法の5年生存率は、手術が61%、肝動脈塞栓療法と経皮的エタノール注入療法はともに19%。「進行がんは、手術可能ならば手術がベストと思います」。

 ▼経皮的治療 開腹することなく、皮膚から直接肝がん部分に針を刺して行う治療の総称。エタノール注入療法。酢酸注入療法、ラジオ波焼灼(しょうしゃく)療法、マイクロ波凝固療法などがある。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆肝臓がん(外科)の名医◆

 ▽順天堂大学医学部付属順天堂医院(東京都文京区)肝胆膵外科・川崎誠治教授
 ▽東京医科歯科大学医学部付属病院(東京都文京区)肝胆膵外科・有井滋樹教授
 ▽国立がんセンター中央病院(東京都中央区)肝胆膵外科・小菅智男部長、島田和明医長
 ▽東京女子医科大学消化器病センター(東京都新宿区)・高崎健教授(所長)
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