日本のロコ・ソラーレが不運に見舞われるなど4-10の大差で敗れ、2連敗を喫した。

第7戦の相手は銅メダルを獲得した18年平昌五輪の3位決定戦で接戦を演じた英国。第1エンドで3点を許す苦しい展開で、逆襲の兆しが見えてきた第6エンドにアクシデントが起きた。

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NO1を持って投げたスキップ藤沢五月のラストショット。中心にドローで置けばいいイージーショットだったが、途中で石が失速した。氷の上にゴミがあった。藤沢は「一番多いのは髪の毛ですね。一番落ちているのと、あとは横のクッションボードのクッションのカスが結構落ちているんで」と説明。大きくハウスに届かなかった。

「私達みたいな黒い髪だと気づくことがありますが、金髪だとなかなか見えずらかったり」。投げる前にアイスをきれいにブラシで履くが、掃ききれなかった。「見えないゴミある。だからといってスイーパーに責任ではなく、ここまでくるとただのバッドラック」とした。2点を獲得できた場面で1点止まり。4ー7と迫れずに、逆転の勢いをそがれた。

そのまま8エンドを終えて4ー10で敗戦。4勝3敗となった。藤沢は「こういうバッドラックの時は、氷の外でもごみ拾いなどして少しでも運をこっちに持ってくるようにしたほうが、大事な氷の上でも運はくるから、したいねという話はしてます」と前を向いた。

10カ国が総当たりで試合を行い、上位4チームが準決勝に進む。16日の米国戦が正念場になる。

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