日本代表のロコ・ソラーレが最終第9戦でスイスに敗れたが、他国の結果により2大会連続の4強入りを決めた。

スキップ藤沢五月の右手には「麻里ちゃん」と書かれていた。チームの創設者の本橋麻里代表の名前だった。

「私は(昨年)9月の代表決定戦のときに久しぶりに麻里ちゃんと一緒にチームとして戦えたときに、すごい麻里ちゃんの存在って本当に大きいなっていうありがたさをすごく感じたので。今回の試合も、麻里ちゃんがすぐそばにいる感覚でやりたいなと思ったので、麻里ちゃんと書きました」。

そう説明した。

今大会は毎試合テーマを決め、「試合中に忘れないように、必ずする(書く)ようにしてます」と、ルーティンにしてきた。

第6戦の韓国戦では“I am a good curler.I have confidence! Let’s Have Fun!(私はいい選手だ。自信がある。楽しもう!)”、第7戦の英国戦では“Stay Positive Support each other(ポジティブにいこう。互いに助け合おう)”、第8戦の米国戦では「感謝」と書いてきた。

【カーリング】ロコ・ソラーレが4強進出!スイスに敗戦もライバル韓国が敗戦/詳細>>

この日の試合後、本橋はツイッターで祝福。

「五輪という素敵な場所で、またゲームが出来ることの喜び 皆さんの応援がみんなに届きました! みんなはスイス戦の悔しさは忘れず、明日に臨むと思います。結果ではなく、プロセスを大切に 

#Beijing2022

#curling

#諦めたらそこで試合終了ですよ

#ロコソラーレ応援団」

ロコの絆を感じる戦いにもなった。