日本代表のロコ・ソラーレが日本カーリング史上初の銀メダルを手にした。
18年平昌五輪3位決定戦で勝利した英国に3-10で雪辱を許したが、2大会連続のメダル獲得となった。
ロコ・ソラーレ銀メダル、英国に3-10敗戦/ライブ詳細>>
試合後、サード吉田知那美が大会前に、創設者の本橋麻里代表からかけられた言葉を明かした。
「誰もメダルが欲しいなんて応援してない。ロコ・ソラーレのカーリングを見たいから応援してるんだよ」。
一度もリードを奪えずに、押され続けての悔しい敗戦。世界の頂点に届きそうだったからこそ、メダルの色が頭を占めそうになる。その時に、この言葉を思い出していた。吉田知は自戒するように言った。
「勝つために、強くなるためにいろんな努力してきてますが、なんでカーリングをやっているのか、この競技が好きで、このチームが好きというのは忘れちゃいけない。氷の上で楽しむというのを忘れちゃいけないと思いました。苦しい舞台をつらそうな顔で、できるのはできる。でも、楽しむのは覚悟いる。それだけは大切にしていきたい」。
またメダルを取ったからこそ、忘れてはいけない原点を見つめていた。
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