初のメダル獲得が期待される日本は、計3日間で行われる団体戦の初日を4位で終えた。1位は米国、2位はROC(ロシア・オリンピック委員会)、3位は中国だった。

男子のショートプログラム(SP)で宇野昌磨(トヨタ自動車)が10組中2位で発進すると、続くアイスダンス・リズムダンス(RD)では小松原美里、尊組(倉敷FSC)が7位だった。ペアSPでは三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は自己ベストを更新する74・45点をマークして4位。3種目で計20ポイントを獲得した。

団体はROC、米国、カナダ、日本、中国、イタリア、ドイツ、ジョージア、チェコ、ウクライナの10カ国で、全8種目(男子・女子・ペア・アイスダンスの予選と決勝)の総合ポイントで争う。1位から10位まで1位10点、2位9点…10位1点まで獲得ポイントが与えられる。

決勝(フリー)には、男女シングル、ペアのSPとアイスダンスのRDの合計点の上位5カ国だけが進める。団体戦は14年ソチ五輪で初採用されて以来3大会目で、日本勢にとって初のメダル獲得が期待される。

前回銅メダルの米国では、世界選手権3連覇中のネーサン・チェンが男子SPで111・17点の自己ベストをマークした。