スポーツ仲裁裁判所(CAS)は14日、北京オリンピック(五輪)フィギュアスケート女子ROC(ロシア・オリンピック委員会)代表のカミラ・ワリエワ(15)が昨年末のドーピング検査で陽性反応を示していた問題に関し、出場可否の裁定を北京時間の午後2時(日本時間午後3時)ごろ下すと発表した。

 

★ここまでの経緯

◆21年12月25日 北京五輪代表選考に関わるロシア選手権(サンクトペテルブルク)時に検体を採取。

◆22年2月6日 北京五輪団体戦女子ショートプログラム(SP)で90・18点のトップに立ち、五輪デビュー。

◆7日 フリートップの178・92点で団体戦金メダルに貢献。「本当にハッピー以上の気持ちがする」。

◆8日 昨年12月の検体から禁止薬物トリメタジジンを検出。即時の暫定資格停止処分を受け、北京五輪を含む全てのスポーツ大会への参加が禁止される。団体戦のメダル授与式が急きょ延期に。

◆9日 ワリエワ側がロシア反ドーピング機関(RUSADA)に異議を申し立て、同日夜に暫定資格停止処分解除が決定。

◆10日 練習に姿を見せるも、問い掛けには首を振り続けて無言。

◆11日 国際検査機関(ITA)が昨年12月のドーピング検査で陽性反応を示したと発表。ワリエワは練習後に取材エリアで無言。英国メディアが「禁止薬物を使ったのか」と声をかけ、それにロシアメディアが「失礼だ!」と反論し、一触即発の空気に。スポーツ仲裁裁判所(CAS)は出場継続を認めた決定を不服として国際オリンピック委員会(IOC)と世界反ドーピング機関(WADA)が提訴したと発表。

◆12日 練習後にロシアメディアが「カミラ、応援しているよ」と声をかけ、居合わせた数人が拍手。

◆13日 午前の練習後に日本メディアへ「グッドモーニング」とあいさつ。