ロシアメディア「RBK」は18日、北京五輪(オリンピック)フィギュアスケート女子でドーピング問題に揺れたロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(15)が、モスクワに帰国したと報じた。

シェレメーチェボ空港に到着したワリエワは言葉を発することはなく、20日に行われる北京五輪のエキシビションには主催者側から招待されなかったと記されている。

21年12月のドーピング検査の結果、陽性が判明したワリエワは、スポーツ仲裁裁判所(CAS)から個人戦への出場を認める裁定が下された。金メダル最有力候補の実力通りに、ショートプログラム(SP)は首位発進。だが、最終滑走となったフリーでミスが続き、総合成績は4位となっていた。