北京五輪のフィギュアスケートを締めくくるエキシビションが20日に行われ、各種目のメダリストらが競技会とは違った表情や滑りで魅了した。

日本からは男子銀メダル鍵山優真(18=オリエンタルバイオ/星槎)、銅メダル宇野昌磨(24=トヨタ自動車)、4位の羽生結弦(27=ANA)。女子は銅メダルの坂本花織(21=シスメックス)と5位の樋口新葉(21=明大)が出演して盛り上げた。

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女子5位の樋口は4年後に思いをはせた。エキシビションはジャンプの回転が抜けたが、出演者と交流を楽しんだ。フリーの演技後はトルソワ(ROC)から上位3人の控室で爪を褒められたといい「急に触ってきて、びっくりした」。初めての五輪で団体戦銅メダル、個人でも入賞と躍進し「初めてお母さんに『よく頑張ったね』と言われた。(4年後の五輪で)また滑りたい」と意気込んだ。