男子4位の羽生結弦（27＝ANA）が「春よ、来い」を演じた。

名前をコールされてリンクに登場すると、拍手と歓声で迎えられた。

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羽生と一問一答

－どんな思いで滑った

羽生　今だからこそできる全てを、このオリンピックでやっていきたいという気持ちが強くありました。本当に幸せな時間でした。

－金メダルのチェンは

羽生　今のフィギュアスケートで求められている物は彼が全て持っている。あれだけの精度で4回転ジャンプを決め続けるのはすごい。僕にはできない。僕は五輪で金メダルを2個持っているからこそ言えるけれど、やっぱり五輪の金メダルは、フィギュアスケーターにとって何よりも大切なもの。それを彼がやっと手にすることができたっていうのは、僕が誰よりも称賛したい。誰よりも「おめでとう」って言いたいです。

－どんな五輪だったか

羽生　今回、大人になって人生って報われることが全てじゃないんだと。ただ、報われなかった今は、報われなかった今で幸せだなと。不条理なことはたくさんありますけれど、少しでも前を向いて歩いていけるように頑張っていきたい。