モーグル第9戦が行われ、男子は堀島行真(24=トヨタ自動車)が、女子は川村あんり(17=東京・日体大桜華高)がそれぞれ制し、北京オリンピック(五輪)前の最後のW杯を最高の結果で締めくくった。堀島と川村のアベック優勝は昨年12月のスウェーデン・イドレ大会に続いて2度目。

今季3勝目の堀島は、今シーズンは9戦すべて表彰台と、安定した成績をマーク。「好調をキープしたまま五輪に行きたい。コロナの状況に気をつけながら頑張りたい」と話した。通算11勝目は、上村愛子を抜いて日本歴代単独最多となった。

高校2年の川村は、今季初優勝を飾って以来これで通算3勝目。「オリンピックでも頑張ります」と笑顔を見せた。