堀島行真(いくま、24)が、日本勢第1号となる銅メダルを獲得した。
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堀島はターンのミスをタイムでとり返し、銅メダルに滑り込んだ。モーグルの得点はターン(満点60点)エア(同20点)タイム(同20点)の100点満点。中盤でバランスを崩した堀島のターンは47・4点。決勝6人の中で最低タイの得点だった。しかし、タイム点は16・54でバルベリに次ぐ2位。キングズベリーを1・5点も上回った。
割合からも、ターン重視は間違いない。しかし、決勝6人のターン点差は2・2点しかなかったが、タイムは2・61点。ジャッジが採点するターンやエアと違い、タイムは主観の入り込む余地がない。実績ではキングズベリーと堀島に後れをとるバルベリが一発狙いで攻撃的に滑ったのも、確実なタイム点を稼ぐため。王者にスピードで迫った堀島と上回ったバルベリ。メダルの色は、絶対的な「速さ」が分けた。




