日本オリンピック委員会(JOC)は3日、北京五輪日本選手団のスキー選手1人に新型コロナウイルス検査の陽性反応が出ていた件について、再検査2回ともに陰性が出たためこの日、選手村に復帰したことを発表した。

JOCによると当該選手は2度の検査で陽性反応が出た後に隔離ホテル入りした。その後、一定の時間をおき、24時間空いた2度の検査で陰性結果が出たため、選手村に戻った。偽陽性ではないという。その後はプレーブックにのっとり、濃厚接触者と同じ扱いとして選手村で活動している。練習や試合にも参加できる。

伊東秀仁団長は「陰性2回で無事に選手村に戻れたことはホッとしている。試合に出られることになってうれしく思っている」と答えた。昨夏の東京夏季五輪と同様、個人情報保護のため氏名等の公表はしない。