五輪3連覇を狙う羽生結弦(ANA)は4回転の失敗があり8位、平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)は自己新の105・90点を出し3位、五輪初出場の鍵山優真(オリエンタルバイオ/星槎)が108・12と高得点を出し2位につけた。

世界王者のネーサン・チェン(米国)がSP史上最高得点で首位に立った。

上位24人がフリーへ進む。

羽生結弦 8位

(演技構成)4S/4T+3T/FCSp/3A/CSSp/StSq/CCoSp

リンクインした羽生。冒頭の4回転サルコーは失敗、シングルになる。その後の4回転トーループ+3回転トーループは着氷。フライングキャメルスピン、トリプルアクセル(3回転半)は着氷。シットスピン、ステップシークエンス、コンビネーションスピンをきれいにまとめた。得点は95・15だった。

フィギュアスケート、男子SPで演技する羽生(撮影・菅敏)
フィギュアスケート、男子SPで演技する羽生(撮影・菅敏)
フィギュアスケート、男子SPで演技する羽生(撮影・菅敏)
フィギュアスケート、男子SPで演技する羽生(撮影・菅敏)
羽生結弦のSP詳細成績
羽生結弦のSP詳細成績
男子SP直前の練習に臨む羽生結弦(右)(共同)
男子SP直前の練習に臨む羽生結弦(右)(共同)

宇野昌磨 3位

(演技構成)4F/4T+3T/FCSp/3A/CSSp/StSq/CCoSp

冒頭の4回転フリップをきれいに着氷、続く4回転トーループ+3回転トーループは2本目のジャンプで右手を付くミス。中盤のトリプルアクセル(3回転半)は着氷。ステップシークエンス、コンビネーションスピンをきれいにまとめ演技後は笑顔が出た。自己ベスト超えの105・90点をたたき出した。

フィギュアスケート、男子SPで演技する宇野(撮影・菅敏)
フィギュアスケート、男子SPで演技する宇野(撮影・菅敏)
フィギュアスケート、男子SPで演技する宇野(撮影・菅敏)
フィギュアスケート、男子SPで演技する宇野(撮影・菅敏)

鍵山優真 2位

(演技構成)4S+3T/4T/CCSp/3A/FSSp/StSq/CCoSp

団体で銅メダルを獲得した鍵山が登場。冒頭の4回転サルコーはきれいに着氷。その後の4回転トーループ+3回転トーループ、トリプルアクセル(3回転半)もきれいに決め全てのジャンプで着氷。スピン、ステップ、コンビネーションもこなし笑顔のガッツポーズが飛び出した。108・12の高得点、鍵山も思わず立ち上がり喜んだ。

フィギュアスケート、男子SPの演技を終え、ガッツポーズを見せる鍵山(撮影・菅敏)
フィギュアスケート、男子SPの演技を終え、ガッツポーズを見せる鍵山(撮影・菅敏)
フィギュアスケート、男子SPを終え、父の正和コーチ(右)と抱き合う鍵山優真(撮影・菅敏)
フィギュアスケート、男子SPを終え、父の正和コーチ(右)と抱き合う鍵山優真(撮影・菅敏)
男子SPの得点を笑顔で待つ鍵山優真(右)(共同)
男子SPの得点を笑顔で待つ鍵山優真(右)(共同)

ネーサン・チェン 1位

(演技構成)4F/3A/CCSp/4Lz+3T/StSq/FSSp/CCoSp

世界王者のチェンが登場。4回転フリップを着氷させると、優雅な滑りからトリプルアクセル(3回転半)も着氷。中盤の4回転ルッツ+3回転トーループも着氷。ステップ、スピンも完璧に決め最後は力強く腕を振り下ろした。羽生の111・82点を超えるSP史上最高得点の113・97点が出た!。

フィギュアスケート、男子SPで演技するチェン(撮影・菅敏)
フィギュアスケート、男子SPで演技するチェン(撮影・菅敏)
男子SPの演技を終えたネーサン・チェン(共同)
男子SPの演技を終えたネーサン・チェン(共同)

順位選手得点
ネーサン・チェン(米国)113.97
鍵山優真(オリエンタルバイオ/星槎)108.12
宇野昌磨(トヨタ自動車)105.90
チャ・ジュンファン(韓国)99.51
クビテラシビリ(ジョージア)97.98
ブラウン(米国)97.24
セメネンコ(ROC)95.76
羽生結弦(ANA)95.15
メッシング(カナダ)93.24
10エイモズ(フランス)93.00
11金博洋(中国)90.98
12グラッスル(イタリア)90.64
13リッツォ(イタリア)88.63
14アダム・シャオ(フランス)86.74
15コンドラチュク(ROC)86.11
16バシリエフス(ラトビア)85.30
17ケリー(オーストラリア)84.79
18リトビンツェフ(アゼルバイジャン)84.15
19カリーリョ(メキシコ)79.69
20マヨロフ(スウェーデン)78.54
21ミリュコフ(ベラルーシ)78.49
22シュムラトコ(ウクライナ)78.11
23モザレフ(ROC)77.05
24ブリッチギー(スイス)76.16
25ブレジナ(チェコ)75.19
26ビチェンコ(イスラエル)68.01
27イ・シヒョン(韓国)65.69
28セレフコ(エストニア)65.29
29サドフスキー(カナダ)62.77
30ジョウ(米国)棄権

フィギュア男子SP結果と上位8人のフリー自己ベスト
フィギュア男子SP結果と上位8人のフリー自己ベスト

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男子SPを前に公式練習に臨む羽生(撮影・菅敏)
男子SPを前に公式練習に臨む羽生(撮影・菅敏)
男子SPを前に公式練習に臨む羽生(撮影・菅敏)
男子SPを前に公式練習に臨む羽生(撮影・菅敏)
男子SP前の練習に臨む羽生結弦(共同)
男子SP前の練習に臨む羽生結弦(共同)
「アイスリンク仙台」のマスコットキャラクター「アイリン」の手袋をして公式練習するフィギュアスケート男子の羽生結弦=7日(共同)
「アイスリンク仙台」のマスコットキャラクター「アイリン」の手袋をして公式練習するフィギュアスケート男子の羽生結弦=7日(共同)
男子SPを前に公式練習に臨む宇野(撮影・菅敏)
男子SPを前に公式練習に臨む宇野(撮影・菅敏)
男子SPを前に公式練習に臨む鍵山(撮影・菅敏)
男子SPを前に公式練習に臨む鍵山(撮影・菅敏)

羽生結弦「五輪で上にいくためには絶対に必要」あらためて4回転半投入を明言>>

団体銅の鍵山優真、浅田真央超え日本フィギュア界史上最年少メダリストに>>

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<出場選手と演技順>

グループ1

ローマン・サドフスキー(カナダ)

ニコライ・マヨロフ(スウェーデン)

ルーカス・ブリッチギー(スイス)

アレキサンドル・セレフコ(エストニア)

金博洋(中国)

ウラジーミル・リトビンツェフ(アゼルバイジャン)

グループ2

イ・シヒョン(韓国)

ドノバン・カリーリョ(メキシコ)

イワン・シュムラトコ(ウクライナ)

アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)

ミハル・ブレジナ(チェコ)

ビンセント・ジョウ(米国)※コロナ陽性で棄権

グループ3

コンスタンチン・ミリュコフ(ベラルーシ)

ブレンダン・ケリー(オーストラリア)

アダム・シャオ・イム・ファ(フランス)

マーク・コンドラチュク(ROC)

エフゲニー・セメネンコ(ROC)

ケビン・エイモズ(フランス)

グループ4

デニス・バシリエフス(ラトビア)

アンドレイ・モザレフ(ROC)

羽生結弦(ANA)

宇野昌磨(トヨタ自動車)

チャ・ジュンファン(韓国)

マテオ・リッツォ(イタリア)

グループ5

ダニエル・グラッスル(イタリア)

キーガン・メッシング(カナダ)

鍵山優真(オリエンタルバイオ/星槎)

ネーサン・チェン(米国)

モリシ・クビテラシビリ(ジョージア)

ジェーソン・ブラウン(米国)