北京五輪スピードスケート・ショートトラック女子日本代表の菊池悠希(31=ANA)が16日、現役引退を表明した。

1500メートル予選5組で4着。準決勝進出を逃し「これで引退します。この1年は一番、世界に近づいた。やってきたことは間違いじゃなかった」とすがすがしい表情で振り返った。スケート界で有名な菊池姉妹の三女で、姉の彩花さん(34)は18年平昌五輪スピードスケート女子団体追い抜き金メダル。北京五輪にはショートトラックに取り組む妹の純礼(26=富士急)とともに、2大会連続出場を果たしていた。