新種目のジャンプ混合団体で日本、オーストリア、ドイツ、ノルウェーの選手も失格となり、10カ国中4カ国に失格者が出るという波乱の展開となった。

国際スキー連盟の役員で、ジャンプ競技のマテリアルコントロール(器具チェック)を担当するポーランド人のアガ・ボンチフスカ氏はノルウェーのヴェルデンス・ガンズ紙の取材に応じ、失格者を出したオーストリア、ノルウェーなどから噴出する測定方法の変更を強く否定した。

「毎大会で、すべてのスーツをチェックすることはできないです。なのでチェックの経験は違うものになります。スーツ測定方法は何があっても同じでなければなりません。しかし今日起こった新しい事は何もありませんでした」と通常通りのスーツチェックだったことを強調した。

同氏は同じ女性の選手たちが多く失格になったことについて「今日、女性の失格が多く起こった。これは不幸です。特にオリンピックならなおさらのこと。しかし私たちはルールを実行しなければならない。多くの国が知っているルールで、スーツが合わない場合は失格になる」とキッパリ。自身の立場を貫いていた。