500、1000、1500、3000メートルと団体追い抜きの女子5種目に出場する高木美帆(27=日体大職)ら日本代表が当地で初練習を行った。

前日30日に到着。この日が会場では初滑りとなった高木美は氷の感触を確かめながら、集団の後方で徐々にスピードを高めていく練習を重ねた。

約1時間の調整を終えると「先に入っていた選手のインスタとかで写真を見ていたので、感動は大きいものではなかった」と笑いつつ「会場の大きさは思った以上。色合いも、私の好みの青系で落ち着く。居心地がいい」と、会場の通称アイスリボンに対する好印象を口にした。

女子500、1000メートルに出場する小平奈緒(相沢病院)は低い姿勢で加速するトレーニングを実施。「一言で言うとキレイ。違和感なく、ワクワク、新鮮な気持ちです。またこの舞台でスケートができる」

男子500、1000メートルに出場する新浜立也(高崎健康福祉大職)や森重航(専大)も「まだトップスピードは出していない」(新浜)という力加減で軽めに調整。最後はナショナルチーム一同で記念撮影して初日を締めくくった。【木下淳】