女子準決勝で世界ランキング1位の上地結衣(24=エイベックス)が同10位のサコーン・カンタシット(46=タイ)を6-1、6-0のストレートで下し、大会6連覇と今年から下賜された皇后杯獲得に王手をかけた。

 世界15位の田中愛美(21=ブリヂストンスポーツアリーナ)は同4位のサビーネ・エラーブロック(42=ドイツ)に0-6、2-6で敗れ、決勝進出はならなかった。

 男子では世界3位の国枝慎吾(34=ユニクロ)が同2位のグスタボ・フェルナンデス(24=アルゼンチン)を7-5、5-7、6-1のフルセットで破って決勝進出。3年ぶり9回目の優勝と天皇杯をかけ、リオデジャネイロ・パラリンピック金メダリストで昨年の王者、ゴードン・リード(26=英国)と対戦する。

 男女決勝は19日に行われる。