昨年の世界選手権9位の日本は同3位のオーストラリアに60-77(16-21、13-14、16-18、15-24)で敗れ、ともに1勝1敗となった。同4位のイランは76-59で同14位の韓国を下して2連勝、韓国は2連敗。

日本は第1クオーター(Q)開始直後に香西宏昭(31=NO EXCUSE)が3点シュートを決めて好スタートを切ったが、連続失点で逆転を許すと相手の厳しい守備と組織的な攻撃に苦戦。メンバーを入れ替えながら第2、3Qは食い下がったが、シュートやパスのミスも目立って最終第4Qに突き放された。香西が両チーム最多の21点、藤本怜央(35=宮城MAX)が11点、秋田啓(29=岐阜シャイン)が10点を挙げた。

日本は29日の第1戦で韓国に65-42で勝ち、オーストラリアはイランに62-75で敗れていた。31日に日本-イラン、オーストラリア-韓国戦、9月1日には順位決定戦が予定されている。日本は昨年大会をオーストラリアに連勝するなど4戦全勝で制し、20年東京パラリンピックのメダルにつながる連覇を狙っている。