バスケットボール男子で世界ランキング26位の日本は、同12位のブラジルと1次リーグ第3戦を戦い、84-102で敗れた。日本は3連敗で敗退。目指した8強には届かず、1勝もできなかった。
そんな中、第2戦のフランス戦でのプレーや、大黒柱の八村塁がけがで離脱し、不在だったこの日のブラジル戦も含め、インサイドで存在感を発揮しチームをけん引したジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)が圧倒的な存在感を示した。
チーム最長の35分52秒出場し、同最多の26得点。3点シュートを6本放ち、5本決めた。リバウンドもチーム最多の10。「ダブルダブル」の活躍だった。
Xでは「ホーキンソン」がトレンド入り。「ホーキンソン2人いたら」「日本に来てくれてよかった」「帰化する決断をしてくれてありがとう」と感謝する投稿が相次いだ。
23年に日本国籍を取得して代表入り。今大会も跳び続け、ボールを確保し、3点シュートまで決め、体を張り、チームのために走り、戦い続けた。
高校までは野球とバスケの二刀流で150キロを投げる投手だった。憧れの選手はイチローで「スーパースター。日本への興味を生み出してくれた最初の存在」。右肘を痛めた影響でバスケ一本に専念し、日本にやってきた。
日本名の鷹大(たかひろ)から「たかちゃん」と呼ばれる心優しきビッグマン。ホーキンソンなくして、今の日本代表はない。
八村や渡辺に負けない力と存在感を、パリでも存分に示してくれた。
◆ジョシュ・ホーキンソン 1995年6月23日、米ワシントン州シアトル生まれ。右肘を痛めた影響でバスケ一本に専念し、17年に当時B2のFE名古屋に加入。B1信州を経て23年6月にSR渋谷に移籍。同2月に日本国籍を取得し、同8月のW杯では日本代表として活躍。ポジションはセンター、パワーフォワード。208センチ、104キロ。



