男子日本代表「彗星(すいせい)ジャパン」が、優勝候補のドイツに26-37と完敗した。前回は開催国枠で出場。今回は36年ぶりの自力での五輪出場となった中、初戦で強豪クロアチアに29-30と惜敗。世界の壁は高く、開幕から2連敗となった。それでも唯一の大学生、藤坂尚輝(日体大)がチーム最多の6ゴールを決めるなど気を吐いた。

立ち上がりから主導権をドイツに握られた。開始3分44秒までで4失点。日本の最初の得点は前半4分21秒。司令塔・安平光佑(バルタル)のアシストから吉田守一(ナント)が1点を返した。

しかし、ドイツの勢いは止まらない。堅いディフェンス、組織だった速攻に華麗なスカイプレー。ウシュチンス、クノルを止められず失点を重ねる。日本は元木博紀(ジークスター東京)、部井久アダム勇樹(ジークスター東京)、高野颯太(トヨタ車体)らが得点し、懸命に追いすがった。それでも力の差は大きく、前半を10-21とダブルスコアで折り返した。

後半8分19秒には安平がこの日最初の7メートルシュートを決めた。14-26。同12分11秒には相手のシュートブロックから速攻。杉岡尚樹(とよた車体)がキーパーとの1対1を制して16-28。さらに藤坂が4連続してゴールを奪うなどして22-32。この時間帯は強豪相手と互角に渡り合った。

終盤には吉田がシュートを相手キーパーの頭に当ててしまい2分間の退場。数的不利も重なり、得点差を詰めることはできなかった。

1次リーグは12チームが2組(各6チーム)に分かれての総当たり戦を実施。日本は残り3試合でスペイン、スロベニア、スウェーデンと対戦。各組上位4チームが準々決勝に進出する。