女子100メートルは、前回優勝者の児玉芽生(福岡大)が中心的存在か。昨年9月には日本歴代3位となる11秒35の自己記録をマークした。

社会人2年目の御家瀬緑(住友電工)は今月上旬の布勢スプリントを11秒57で優勝。2年前には高校生として日本選手権を制している。

児玉と先月の世界選手権リレーを走り4位となった鶴田玲美(南九州ファミリーマート)、青山華依(甲南大)、斎藤愛美(大阪成蹊大)にも注目が集まる。

11秒21の日本記録を保持者する32歳の福島千里(セイコー)は、2年ぶりの日本選手権出場。近年は故障や不振に苦しんできた中で、4大会連続の五輪出場を目指す。

予選は午後3時から、準決勝は午後7時20分からの予定。