日本バスケットボール協会は14日、東京オリンピック(五輪)に向けた合宿に参加する男子日本代表候補20選手を発表し、NBAウィザーズの八村塁(23)やラプターズの渡辺雄太(26)らが順調に名を連ねた。オンライン会見でフリオ・ラマス監督が候補メンバーを読み上げた。東京五輪代表は原則としてこの20人から選出される。

日本代表としてのトレーニング合宿は25日から始まり、国内外のシーズンを終えた選手から招集される。Bリーグチャンピオンシップ終了後の6月5日から1週間、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで選考合宿を行う。6月13日からはアジアカップ予選のためフィリピン遠征を行う。

開催国枠で45年ぶりに五輪に出場する男子は、1次リーグで19年ワールドカップ(W杯)優勝のスペイン、同準優勝アルゼンチンなどの強豪と対戦する。

代表候補20選手は以下の通り。

▽ポイントガード=4人

篠山竜青(川崎)、安藤誓哉(A東京)、富樫勇樹(千葉)、ベンドラメ礼生(SR渋谷)

▽シューティングガード=5人

金丸晃輔(三河)、辻直人(川崎)、比江島慎(宇都宮)、田中大貴(A東京)、安藤周人(名古屋D)

▽スモールフォワード=5人

チェンバースアキ(横浜)、張本天傑(名古屋D)、渡辺雄太(ラプターズ)、馬場雄大(メルボルンユナイテッド)、八村塁(ウィザーズ)

▽パワーフォワード=5人

竹内公輔(宇都宮)、竹内譲次(A東京)、エドワーズギャビン(千葉)、ロシターライアン(宇都宮)、渡辺飛勇(カリフォルニア大学デービス校大学院)

▽センター=1人

シェーファーアヴィ幸樹(三河)