日本バスケットボール協会は5日、東京オリンピック(五輪)男子日本代表内定選手を発表し、NBAウィザーズの八村塁(23)ら12人が選出された。

直前の合宿に参加していたメンバーでは、安藤誓哉(島根)、辻直人(広島)、安藤周人(A東京)、ロシター・ライアン(A東京)、竹内公輔(宇都宮)、竹内譲次(未所属)の6人が選考から漏れた。

国際連盟の規定で1人だけ選出可能な日本国籍取得選手枠はエドワーズ・ギャビンが選出され、ロシターは外れた。高いレベルの争いが繰り広げられてきた中で、イランとの強化試合3連戦で得点を量産しつづけたエドワーズの好調ぶりが評価された格好か。

八村ら海外組との連係を確認できないまま下さねばならない難しい判断だったが、同枠選考の理由について尋ねられたラマス監督は「(エドワーズには)オープンなシュートやリバウンド、ピックアンドロールや守備などで貢献してくれることを期待して選出している」と述べるにとどめた。

長年にわたって日本代表をけん引してきた双子の竹内兄弟はいずれも落選。世代交代を感じさせる選考結果にもなった。