橋本聖子五輪相(55)が28日、閣議後会見で、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの開閉会式合同開催案が浮上している件について、「注視していきたい」と話した。

大会組織委員会の森喜朗会長が、演出家チームが合同開催案を検討していると明かしたことは「報道で知った」とし、「延期になった状況を受けて、経費問題やいろんなことをそれぞれの意見を出し合っていく中で、合同開閉会式案が出たのかなと受け止めている」と話した。

また、森会長が延期に伴う追加経費負担について、IOCや東京都だけでなく、国の負担も「お願いしたい」と話した件については、「実際には、まだお聞きしていないです」と話し合いが始まっていないことを強調。「結果的にどれくらいの経費が追加経費とも、まだ決まっていない。森会長はその中で、国としても何らかの形で支援してほしいお考えがあるのかもしれないと、感じるところです」と推測した。