全日本柔道連盟(全柔連)は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた対策委員会を都内で開いた。無観客で実施の全日本選抜体重別選手権(4月4、5日・福岡)は、関係者らの入場制限をすることが決まった。出場選手1人につき本人含め最大3人を許可し、役員は半分以下に抑える。大会開始前には、全選手への検温も行う。37度5分以上の発熱やせきの症状がある選手は、出場させない。

今大会は東京オリンピック(五輪)代表選考を兼ねる。唯一決まっていない66キロ級に出場する丸山城志郎(26=ミキハウス)と阿部一二三(22=日体大)の代表争いに注目が集まっている。