東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長と武藤敏郎事務総長が21日の国際オリンピック委員会(IOC)理事会出席後に取材に応じ、選手に行う新型コロナウイルス感染症の検査頻度について「原則的には毎日検査をしていく方向になろうかと思っています」と述べた。大会期間中の医療体制などについて今月中に発行するプレーブック第2版で示すとし、関係機関と連携して最後の詰めの作業を行っているとした。

サッカー男女の組み合わせがこの日決まったことについて、橋本会長は「東京大会に向けて着実に日程が決まってきている。組織員会としてしっかりと準備をしていきたい」と述べた。

この日の取材対応は、ちょうど予定の1時間後に始まった。日本パートの開始の遅れと質疑応答が予定より長引いたという。