東京五輪・パラリンピック組織委員会が9日、国際オリンピック委員会(IOC)のオンライン理事会でプレゼンテーションを行った。

関係者によると、来日選手団の新型コロナワクチン接種率が84%に上る見通しと報告された後、都内で橋本聖子会長と武藤敏郎事務総長が会見。検討している国内メディアへのワクチン接種について、武藤氏は「(報道エリアで)混交するので打つべきでは、という話があった。国にお願いしている」と前進。選手村での飲酒も武藤氏が「緊急事態宣言下であればルールを尊重したい。今月中に整備したいが自室まで禁止は考えにくい」と語った。