東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の中村英正メインオペレーションセンター(MOC)チーフは20日、都内で報道陣の取材に応じ、来日したウガンダの代表選手団のうち1人が成田空港での新型コロナウイルス検査で陽性と診断されたことについて言及した。

この日の未明に都内で開閉会式のオペレーション訓練があり、集まった報道陣からウガンダ代表の選手団から陽性者が出たことについて問われて中村MOCは「空港で検知されて、ルールに基づいて隔離されたと聞いてる。プレーブックのオペレーションが機能するように安全対策をしていきたい」と話した。入国時に事前に防ぐことができたことを評価し、「ワクチンとかもあるけど、最後は検査。もっと言えばマスクとか付けていくのが安全安心の基本」と話した。

前日の19日に成田空港に到着したウガンダ代表選手団は9人。このうち1人が新型コロナウイルス陽性が確認されたが、陰性だった他の8人は事前合宿地の大阪府泉佐野市に向けバスで移動し、この日滞在するホテルに到着した。