日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会・理事会が25日、都内で開催され、山下泰裕会長(64)の再任が承認された。

2期目となる。副会長には新任の三屋裕子理事(62=日本バスケットボール協会会長)が就いた。

理事会後、会見した山下会長は「まず東京2020大会の成功に向けて全力を尽くしていきたい。安心安全な大会であることが不可欠。JOCとしても最後まで、大会が終了するまで組織委員会と協力しながら新型コロナウイルス対策を進めたい。選手は大変、苦しんだ1年。(別枠で優先の)ワクチン接種に後ろめたさを覚えたり(昨年11月に五輪への前向きな発言をして)心ない言葉を浴びた体操の内村航平選手のようなアスリートが、のびのびと挑戦できる環境をつくっていきたい」と2期目の抱負を語った。任期は2年間。